メディキュットなどの着圧ソックスには寿命があります。見た目はどこも破れていなくても、寿命が来ていれば着圧力も弱くなっており、本来の力を発揮できません。
メディキュットの寿命は履き方や扱い方でも違います。だからこそ、替え時のサインを見逃してはいけません。
メディキュットの寿命や、替え時の目安をまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
メディキュットの寿命の目安は約3ヶ月
メディキュットの寿命は履き方で変わってきますが、目安としては3ヶ月と考えておきましょう。
1週間に1日しか履いていないメディキュットと、毎日履いているメディキュットでは寿命も違います。
何日履いたら寿命という決まりはありません。
3ヶ月履いても「まだまだ履ける!」と思うかもしれませんね。毎日履いていると自分では気が付きにくいだけで、生地は確実に伸びています
生地が伸びたメディキュットは、着圧の効果も弱くなっています。着圧数が弱くなったメディキュットは、効果の出方も悪くなっています。
普通のタイツであれば生地が伸びていても問題はありません。ですが、メディキュットは着圧ソックスですよね。
伸びた生地では着圧ソックスの本来の力が発揮されません。3ヶ月経ったら買い替えを意識しましょう。
替え時のサインを見逃したらダメ
生地に穴があくなど破損したとき
メディキュットを履いていて、爪を引っ掛けたりして穴が空いたり、お股の部分の生地が薄くなってきたりしたときは替え時のサインです。
穴が空いた分、加圧も弱くなりますし、穴がどんどん大きくなっていきます。
生地が伸びてきたとき
生地が擦れたり、伸びたりしてきたときも、替え時のサインです。伸びた生地では加圧も弱くなっています。
効果を感じにくくなったとき
メディキュットを履き始めたときは「足のむくみもスッキリ♪」と感じていたのに「最近は効果を感じにくくなった」といった場合も替え時です。
以前よりもメディキュットの効果の出方が悪くなったのは、自分の足のせいではなく寿命がきたメディキュットのせいかもしれません。
毎日履いていると自分では気が付かないだけで、生地は伸びています。
伸びたメディキュットを履いても、履き始めのころより着圧力が弱くなっているため効果の出方も悪くなっているのです。
新しいメディキュットを買い替えて履いてみると、本来の着圧力の強さに驚くはずですよ。
メディキュットの寿命を伸ばすコツは洗濯方法
メディキュットの寿命を伸ばすポイントは洗濯の仕方にあります。
1.洗濯ネットに入れて裏返しで洗う
メディキュットを洗濯機で洗うときは、必ず洗濯ネットに入れましょう。また生地を裏返しにしておくのもポイント!
洗濯ネットに入れると、他の衣服との摩擦やからみを防いでくれます。生地を裏返しにしておくと、毛玉ができにくくなりますよ。
2.乾燥機は使用禁止!
干すときは陰干しで、乾燥機は使ってはいけません。着圧を支えている生地は熱に弱い性質を持っています。
乾燥機を使っても見た目には問題なく感じます。縮むこともありませんし、一見「使っても大丈夫じゃん」と思うかもしれません。
ですが、確実に生地にはダメージが残っています。寿命を少しでも伸ばしたいのなら、乾燥機は使わずに乾かしましょう。
3.片付ける時はハンガーは使わない
洗濯方法とは違いますが、メディキュットをタンスなどに片付けるときは折りたたんで保管しましょう。
ハンガーにかけてクローゼットにしまうのは避けた方がいいです。やはりハンガーにかける分、生地が伸びてしまいます。
メディキュットを畳んでしまうのが一番生地を傷めません。
【まとめ】寿命がきたら買い換えよう
メディキュットの替え時にサインに気がついたら、新しいものに買い替えましょう。いつまでも古いメディキュットを履いていても、効果の出方が弱くなるだけです。
メディキュットを履く本来の目的を忘れず「まだ履ける」と思わないこと!自分の足のためにも、替え時のサインを見逃さないようにしましょう。